

東武伊勢崎線「新越谷駅」はJR武蔵野線「南越谷駅」と連絡する駅であり、その利便性から当初は普通電車のみの停車駅が、準急・急行も止まる駅として発展してきた駅です。
開業は1974年7月23日。
あろうことか私、石黒がこの世に生を受けるちょうど1ヶ月前です。
ユリウス・カエサルの「ガリア戦記」ばりの唐突な文章で始まった今回はですね、その新越谷駅前にて、(株)アベゼン・レストラン・システムズ(以後、(株)アベゼン様)の 常務 山岸さんと待ち合わせからスタートです。
山岸さんを待つ間に東武の新越谷駅とJR南越谷駅の乗り換えの人々を観察。
2つの駅をかかえたエリアだけあって人の行き交いは多いです。
人が集まれば、酒場ができる。これ、世間の常識(?)。今日お伺いするお店も居酒屋。
もともとお付き合いのある(株)アベゼン様の阿部社長、並びに山岸常務からご紹介頂いたお店に訪問するのです。
この、(株)アベゼン様は、東京都内を中心に展開する「ゑーもん」「すりみや」のフランチャイズ本部です。
僕は、この「ゑーもん」「すりみや」の大ファンで、特に大門店(浜松町)、神田店、そして神田淡路町店(このお店だけが「すりみや」という屋号)にはお世話になってます。
はっきり言って、旨いんです。
「ゑーもん」「すりみや」は、うーん、そうですね・・・ 一言で表現するなら、「創作練り物居酒屋」ですかね。
わからないですか?そうですか、すいません。
「おでん屋さんです」と言い切れると楽なんですが、違うんです。もちろんおでんもウリの一つですよ。 塩竈出身の業態だけに、おでん出汁は牡蠣エキス入り。
ほどなくして山岸常務と合流すると早速お店にGO。
駅から歩いて、そうですね・・・2分くらいですか。近いです。 >>URLはコチラ


木檜(こぐれ)社長率いる(有)ドリームフードワークスは現在、和風ダイニングバーの「こだわり屋」とこの「木楽家ダイニング 五蔵」を経営されており、他にもグループ会社にてラーメン店を経営する飲食事業会社です。
振り出しは20年以上前、某フランチャイズチェーンのラーメン店にて飲食事業をスタート。以来、新越谷を中心とする埼玉エリアにてエスニック料理店などを経営。
そんな中、現在の五蔵が入居する物件に出会い、イタリアンを中心とした欧風居酒屋を志向。某ビールメーカー様から紹介してもらった飲食コンサルタントに指導してもらいつつ自力で業態開発。
このお店が当たり、2~3年かけてグングン売上を伸ばしていったとの事。
所謂、「イタメシ」ブームの先駆けのようなお店であったようです。
(イタメシブーム発祥の地は新越谷だ!とまでは言い切れないです。すいません。)
しかし、
そんな人気居酒屋も年々増え続ける競合飲食業態や、自店の老朽化などにより徐々に売上が減少。
「次に打つべき手は・・・」
そんな中、折りしも前出のビール会社様が開催する飲食勉強会に出席。
そこで、(株)アベゼン様と運命的出会いを果した訳です。
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すりみや神田淡路町店 外観 |
その、(株)アベゼン様が展開する「ゑーもん」「すりみや」という業態を木檜社長が視察・・・。
仙台 塩竈の阿部善商店直営工場から届く半製品化された「すりみ」を使用した
創作練り物料理を堪能し、いたく感動を覚え・・・、
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ふわふわイカしゅうまい |
豆腐とすり身の柚子蒸 |
鰯まるごとさつま揚げ |
(株)アベゼン・レストラン・システムズ様に、木楽家ダイニング五蔵を「創作練り物居酒屋」業態にすべく、業態プロデュースを依頼したわけです。当時、(株)アベゼン様は本格的なフランチャイズ展開は、まだ考えてなかったしね。
木檜社長曰く、「当時でもすり身、練り物を前面に押し出した業態は見当たらず、おでん屋とも違う当業態に将来性を感じた」との事。
和のテイストを打ち出す場合にも、練り物というジャンルは消費者に受け入れられやすいとも考えられたようです。
そして店名から内外装、デザイン、メニュー、すべて(株)アベゼンの阿部社長が手掛け、その間に㈲ドリームフードワークス様からは社員が研修のため神田淡路町店にIN (うち、一名は研修中に遁走・・・ま、飲食業にゃ良くある話ですな)。
締めくくりは、(株)アベゼン様から生え抜きの直営社員が実地研修+ヘルプということで五蔵にIN。
大過なくオープンを迎えたのが1年前。
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以前がイタリアン居酒屋だったとは思えない、素晴らしい和テイストのお店に仕上がりました。 |
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厨房についても、老朽化が進んでいたところから総入れ替えしました。 |
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改装総投資金額 約1500万円内外。
(イタリアン居酒屋時の不用設備などの撤去費用も含む)
――気になる売上についてですが・・・
木檜社長:「イタリアン居酒屋は約10年近く営業した中で、たった1回だけ、12月売上が1,000万円を越えた月がありました。それが、五蔵へリニューアルした最初の12月、いきなり1,100万円を突破してしまったんです」
――ほえーー、いきなり最高売上を記録した訳ですね~。今年2年目は更に伸びでしょうから、またまた最高売上記録ですかね?
木檜社長:「いや、どうでしょう。レイクタウン(イオン)もできて環境も変わりつつありますから・・・」
――”古人曰く、勝って兜の緒を締めよ”ですね。
今回のお店 『木楽家ダイニング五蔵』
お店坪数・・・約40坪
席数・・・約80席(お座敷含む)
住所・・・埼玉県越谷市南越谷1-19-2アバンセ南越谷2F
電話・・・048-978-4211
往年の輝きを失いかけた居酒屋も、(株)アベゼン様にプロデュース依頼すれば見事に立ち直るんだ。居酒屋業態の救世主だね!・・・なんて思ってたら山岸常務から衝撃の一言。
「あの、もう、プロデュースは、チョッと・・・」
「えっ・・・」
五蔵の前で立ち尽くす僕。
・・・やっていないと。
もう、業態プロデュースはやってないと。
プロデュース方式(ライセンス方式というべきか)の出店は、木檜社長のところみたいに、自分自身でしっかりとお店をコントロールできる会社様がやる場合には問題ないんですが、ややもすると、店コンセプトが迷走したり、サービスや味の面でクオリティが低下したり・・・というリスクがあるようで。
しかしながら居酒屋等からの業態転換を希望する方からの問合せもあり、どうしたもんかと悩んだ末、フランチャイズ方式で展開する方式を選択されたわけです。実際、プロデュース方式よりもフランチャイズ方式の方が、サイン・内装・メニューブック、厨房機器などの仕様統一がされている分、イニシャルコストダウンにも繋がり効率的であるとの事。
もちろんサービスや味のクオリティは本部指導によりきっちりと維持されます。
まあ、このあたりのことは僕がグダグダと述べるところじゃないので、やめときます。
今回の取材で見えてきたのは、僕の大好きな創作練り物居酒屋「ゑーもん」「すりみや」はやっぱり独創的な居酒屋業態であったということと、居酒屋などの業態転換にも最適だ、ということでもっともっとお店が増えてくれると、僕の酒飲みライフが充実するなあ、という2点でした。
「ゑーもん」と「すりみや」の店名の違いについては、FC本部様の資料にてご確認下さい!



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