

先だって、都内で行われた「アルペンクイックフィットネス」の事業説明会に行ってきました。
フィットネスクラブに行ったことのない僕がフィットネス事業のリポートをするのは、多少後ろめたい気がしますが、フィットネスクラブの現状と、将来性、業界の構造的問題などクローズアップしてみたいと思います。
日本においてフィットネスクラブといえば、ジム、スタジオ、プール。これに風呂・シャワー・サウ ナといった温浴施設を加えた「4種の神器」が必須要件とされてきました。
まあ、実際僕もなんどかフィットネスクラブの入会を考えたことがあるのですが、お約束のように、コナミスポーツとかセントラルとか・・・大型総合フィットネスクラブでした。
ていうか、それ(総合フィットネス)がフィットネスだ、って思ってたもん。
フィットネスクラブの歴史を超簡単にまとめると、まず日本における総合フィットネスクラブの発端はスイミングスクールのようです。
1980年代にエアロビブームなどから若者のライフスタイルとしてフィットネスクラブというものが認知されるようになり、これに目をつけたスイミングクラブが業態転換。
元々、設備として持っていたプールにジム、スタジオが加わり、そこはキレイ好きな日本人。汗をかいたら即オフロ。とばかりに温浴施設も装備され、今の日本型「総合レジャーフィットネスクラブ」が出来上がったのです。
(日本の総合フィットネスってスイミングクラブがその原型だったんですね・・・)
上記にてレジャーフィットネスと書きましたが、けして入会者すべてがお遊びでフィットネスに通ってる、なんて喧嘩を売っているのではありません。
しかしながら1980年代からのフィットネスが、どこと無く「スタイルとしてのフィットネス」としてスタートした事は否めないようです。
あれから月日が流れ、現在我が国では、団塊の世代の高齢化、生活習慣病、メタボ問題など取り巻く環境が大きく変わってきました。
真剣に自分の健康を考える人たちが増え、何とかしなければと考えています。
これから求められているのは本来の「健康のためのフィットネス」です。
ところが、フィットネスクラブという事業は、その大規模設備ゆえにとても大きな投資金額が発生するものです。
総合フィットネスクラブは、高い施設では10億円を突破するものもあるのです。
日本全国の方々にフィットネスクラブを利用してもらいたいと思っても、アッチコッチにポンポン作れるものではないのです。
更に初期投資金額の高さもさることながら、毎月の人件費(インストラクター、管理系人員)やプール・シャワーなどの水周り系メンテナンス経費など・・・、そして同様のサービスを展開する近隣競合店との激しい価格引下げ競争・・・。
事業主としても気軽に2号店目、3号店目と増やせないのが実情です。
そんな中、アルペンクイックフィットネスが、その従来のフィットネス事業の問題点を解決し、フィットネス業界の新たな事業モデルを確立しました。
アルペンクイックフィットネスのメリットを、エンドユーザーとFC加盟オーナーの2つの観点から列記して見ましょう。


上記のように、アルペンクイックフィットネスの利点は、エンドユーザー並びに加盟オーナー双方にとって利点が大きいようです。
ターゲットを主婦層(30~60歳代)の女性にあて、女性会員のみで男性の目を気にせずにのびのびとトレーニングできる事を最大のセールスポイントにしており、また、一回のトレーニングが約30分と手軽な事、小商圏事業で低投資のため他店舗展開がしやすいので、事業リスクが分散できる点が特に魅力的です。
ご存知のように、こうした「コンビニフィットネス」と総称される小規模フィットネスクラブは、すでにいくつかの企業がフランチャイズ展開に取組んでいます。
そしてそれぞれが、独自の差別化を打ち出そうとしていますが、いかんせん30坪規模でトレーニングマシンを円形に並べ、女性専用で気軽にエクササイズできるという事業コンセプト・事業フォーマットが共通しているため、明確な違いを際立たせられていないのが実情です。
では、そのような中で何を拠り所として加盟判断をすべきか?いろいろある中で、単純ではあるが非常に重要なのがFC本部の信用度ではないでしょうか?

私も、コンビニフィットネスの先駆けとなった「カーブス」を初めいくつかの団体が、様々な名称のコンビニフィットネスFC事業を開始したのを知っていますが、どれをみてもスポーツやフィットネスにおいて実績のあるFC本部は無かった様に記憶しています。
(かろうじてスポーツ経験のある人が代表に納まっている、というのはありましたが)
その点、スポーツ用品販売の世界において、「アルペン」の名前を知らない人はいないでしょう。
スキー、テニス、野球用品等各種スポーツ用品の開発、販売。並びにスキー場、ゴルフ場の運営とスポーツ関係に幅広く進出し、東証一部上場、資本金約151億円。従業員約2500人を要する大企業。
その中にあってアルペンクイックフィットネスは組織図上、㈱アルペン代表取締役社長直下の部門として位置づけられています。
こうしたブランド力は、乱立するFCコンビニフィットネス事業において、エンドユーザーがアルペンクイックフィットネスを選ぶ際の、大きなポイントとなるものと考えられます。
水道橋の貸し会議室で行われた「アルペンクイックフィットネス」事業説明会では、パワーポイントによる事業説明を中心に、DVDによる動画を交えながらの説明で、現在のフィットネス業界の現状と、アルペンの優位性を分かり易く解説してくださいました。
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会場には女性起業家の姿も。 |
(株)アルペン 宮地部長。 |
事業説明会後の質疑応答で、参加者の皆様が活発に質問しておられましたが、やはり直接担当者に話を聞いてみて初めて分かることもあると思います。
特に、女性専用の事業モデルであることから、女性の起業家には是非、チェックしてもらいたい事業です。



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