

晩秋の夕暮れ時に同僚の寺田さんに誘われて、とある会合に参加する為、中目黒まで行ってきた。
その日はお相撲さんで有名な両国で仕事してたので、両国からそのまま中目黒にやって来た。
中目黒駅は、東急東横線の主要駅の一つであり、東京メトロ日比谷線の終着駅でもある(ウィキペディアより抜粋)。
そんなわけで乗降客数も多く、東横線と日比谷線合わせると、なんと一日に約40万人近い人が利用しているビッグステイションなのである。
そんなビッグステイションを背にして、会合が行われているお店へ急ぐ。そう、すでに会合はスタートしているのだ。
ていうか、三軒茶屋を根城としている僕から見ても、中目黒は魅力的な街だ。僕の街評価の基準は、飲み屋さんが充実しているかどうかという点のみ。
そんなシンプル且つイージーなハードルを軽々クリアしてくれる街、「中目黒」。目的地に着くまでの約5分間、様々なお店からの誘惑を辛うじて避けた。
そのような状況下で、開業リスクをとことんまで押し下げた形でオープンできるフランチャイズ事業が、「海鮮居酒屋ここで、同僚の寺田さんが話してた内容を要約すると・・・
・ぱっぷHOUSEという焼肉店があるらしい。(というかある)
・そこのお肉は”とてつもなく”美味しいらしい。
・芸能人も多数来店しており、メディアにも何度も取り上げられているらしい。
・「希少部位」という珍しいお肉が提供されるらしい。
・そのお店はフランチャイズ展開を目論見、この度、事業説明会が開催されるらしい・・・。
ということで、つまるところ焼肉屋のフランチャイズ説明会に(遅刻して)参加する、というのが今回の主旨である。
お店に入ると既にたくさんの説明会参加者が席についている。参加企業数は12社という事らしいが、人数にすると20名近く入店している。遅刻者である事を認識しつつ、ザリガニのようにそぉーーっと隅っこに移動。事業説明会の方はすでに試食時間に突入しており、網を温めている真っ最中。
・・・良くない、実に良くない・・・これではまるで”肉だけ食べに来た”みたいじゃないか・・・。
ぱっぷHOUSE中目黒店はそんなに大きなお店じゃなかった。20坪も無いお店に、(お世辞にも高級とはいえない)テーブルとイスが並べられ、お座敷も完備されている。寺田さんによると、ぱっぷHOUSEは直営店以外にも既にライセンス契約による出店が進んでおり、全国に20店舗近く出店しているが、みんなこれくらいの店坪だそうだ。
もっと大きくすりゃお客さんも一杯入れて儲かるだろうに・・・などと考えていたが、後ほど、この店坪の小ささと「ぱっぷHOUSE」のビジネスモデルが密接に関係している事を知ることになる。
ま、それはおいおい説明するとして・・・
お肉がやってきました!
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これはササミという部位のお肉。 |
あ、どうも。お店のスタッフの小関さんですね。 |
そうこうしてる内に、ぱっぷHOUSE事業部長、増野さんがお肉の解説を開始。
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増野さん、大いに焼く! |
増野さん、大いに語る! |
お肉を焼きながら「ぱっぷHOUSE」の特徴について語り始める増野さん。
そのお話を要約すると・・・、
・ぱっぷHOUSEで使っている牛肉は主として宮崎産の雌牛を使用しているとの事。
・その宮崎牛の中でも、A5ランク、マーブリング(BMS)10以上の評価を得たものを厳選して使用しているらしい。
・・・何のことだか分からないっス。
A5ってのは何となく分かる。大手スーパー「イ○ン」に行くとたまに 「A4ランク牛!」とか誇らしげに冷陳ケースに押し込められてる、アレだ。まずもって、Aって何なのよ?Bもあるの?って思ってたら、あるらしい。主に国産牛はA、それ以外はBという評価になるとの事。なるほど、わかりました。
じゃあ、言わせてもらいますけどね、常々思ってるんですが、 「国産牛イコール黒毛和牛」ってことでしょう?で、「黒毛和牛イコール但馬牛」ってことだと・・・。
故にアリストテレスの三段論法からいけば、「国産牛イコール但馬牛」であると。 だとするならば、近江だ松坂だ宮崎だなんてこだわりはナンセンスですよね!
ね?
「それは違いまーす。」
ぱっぷHOUSE社長にして肉の目利きマイスター、田中桃張(ももはる)氏
です。
焼肉一筋49年。牛肉を知り尽くしたプロにしてぱっぷHOUSEの社長さんであります。
ぱっぷHOUSEフランチャイズ店で扱うお肉は(全て!)田中社長の厳しいメガネに適った取扱店から卸されるとの事。
分かってきたこと。
僕の三段論法は、基本的には間違っては無かったようだ。しかし、黒毛和牛と呼ばれる種が但馬牛をルーツにしているのは事実であるものの、例えば但馬の牧場で生まれた但馬小牛を、それぞれ北海道、本州、九州で育てた場合全然違う味の牛肉になることがあるとの事。
マジですか!?
もちろんこれは育てる生産農家の飼育管理法にも大きく左右されるとのことだが・・・。
ま、考えてみりゃ人間だって県民性があるんだから、牛にあっても不思議はないですな。
そしてもうひとつ、「ぱっぷHOUSE」の重視する品質指標に「マーブリング」がある。
これは簡単に言うと「霜降り度」。
日本人の味覚において、牛肉の味はこの霜降り具合で決まると言っても過言ではないだろう。
マーブリングの基準は1から12まであり、数が多いほど秀逸なお肉である証し。
ぱっぷHOUSEで提供するお肉は、マーブリング10以上との事。
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マーブリング10以上のお肉がこちら! |
なんなんでしょう、このゲージツ的なサシは。 |
ちなみに霜降りのポイントはもう一つあって、それは「融点」との事。
ピンボケなのがホントにすいません。なにせ大須賀さんの手の上で、既に脂が溶け出してるのだ!



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